「ひとりで生きてゆければ」と「老人のつぶやき」
25日は、9:30出勤、19:30退勤。20:00過ぎから気づかぬうちに就寝。26日2:30に目覚める。心身ともに疲れている。
オフコースのCD15枚到着。LPジャケットをほぼ忠実に模した紙ジャケットにはやはり懐かしさを感じさせられる。今日は「ワインの匂い」と「OVER」を聴いた。学生当時、この2枚が一番聴いたアルバムである。とりわけ「ワインの匂い」のラストの「老人のつぶやき」は、かつて教育実習の時に教材としてとりあげたことがある曲であり、ひときわ懐かしい。ライナーによると、小田はこの曲をNHKの「みんなのうた」用に書いたのだそうだ、ボツになったけど。子供用と言われてこんな曲を書いてしまう彼の感覚が私は好きである。
大空へ海へ故郷へ 私はもうすぐ帰っていく
大空へ海へ故郷へ 私はもうすぐ帰っていく
いつまでも空を見上げて 老人はあの頃を思い出すのだろう
私の好きだったあの人も 今では もう死んでしまったかしら
大空へ海へ故郷へ 私はもうすぐ帰っていく
私の短い人生は 私の生き方で生きたから
もう一度若い頃に 戻りたいと思うこともない
ただあの人に私の愛が伝えられなかった それが心残りです
私の好きだったあの人も 今では もう死んでしまったかしら
まだ22くらいだった自分がこんな詞を高校生に説明しようとするというのは、いかにも若い、と35になった今思う。が、死そのものについては、5才か6才の時以後、ずっと気になり続けている。きっと今後も考え続けるのだろう。ぼくはなぜこの世に生まれてきてしまったのであろう?
もう1曲。「ひとりで生きてゆければ」(SONG IS LOVE)
君にも愛にも 疲れてしまい
通り過ぎた若き日を知る
青春は黄昏れて
夢はひそかに別れを告げる
あゝありふれた幸せに
背を向けてゆく勇気が欲しい
声を張り上げ泣いてみるのもいいさ
この街を今歩いて
やがて友は消えてゆくだろう
あの日の語らいもしらけて見える
東京は黄昏れて
ほんの少しだけ優しく見える
ひとりこのまま生きてゆくなら
色あせてゆくこの青春に
しがみついてはゆかないだろう
ひとりで生きてゆければ
あゝありふれた幸せに
背を向けてゆく勇気が欲しい
声を張り上げ泣いてみるのもいいさ
この街を今離れて
立ち止まるこのひとときも
友はまたひとり消えてゆくだろう
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