37.5℃ (夢みるように うたいたい)
写真撮影の一方で、今日は製本業にも携わった(っていうか、今日はこっちが本業。)
お客さんたちが私の言うことをよく聞いてくれたので、早めに終わる。空き時間がたくさんあったので、そこらへんにあった紙に
ド・モアブルの定理の証明。(数学的帰納法による)
ルート2が無理数であることの証明。(背理法による)
sin3θの展開とcos3θの展開。(加法定理と、ド・モアブルの定理)
円すい台(=紙コップみたいな形)の体積の公式の証明(答えは、「1/3πh(r1×r1+r1×r2+r2×r2)」でいいはず。)
を書いて時間を潰す。加法定理の証明だけはわからなかったので、1課に戻ってきてから、Y君に聞いた。
3時10分。営業から帰ってきてみると、隣のTさんが発熱で早退していた。朝、37.5℃あったと言っていた。もうすぐ旅行だというのに、
37.5℃の発熱か。きっと、3F会議疲れに違いない。
あれは10年前。当時5課所属の私は、北海道ツアーの添乗の一員だった。生まれて初めての北海道で興奮していたのであろう私は、
出発当日の朝、37.5℃の熱を出したまま、仕事なので休むこともできず、北海道へ出発した。初日は、
ホテルに着くや否や自分が倒れてしまい、添乗員としての仕事は何もできなかった。2日目3日目も万全とはいえない状態のままである。
体調管理ができないお前が悪いと言われればそれまで。しかし、あんな体調だったのに、どうして、夜中の2時に札幌の街に連れ出され、
彼と2人きりで、酒を飲まねばならなかったのだろう?
私:「すいません。体調悪いんで、許してください。」
O課長:「関係ないから。いこ、いこ。」
たしかに私の体調はO課長には関係ないかもしれない。しかしこの時私は、(ああ、この人のペースにつきあうと、ろくなことにはならねー。)と思った。
あれから10年。O課長は何も変わっていない。あれから何度、煮え湯を飲まされたことであろう。しかし、恐ろしいのは、彼自身が、
自分が誰かに煮え湯を飲ませているとはこれっぽっちも思っていないということである。
もちろん、このO課長は、現1課のO課長とは別人である。
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