無茶を言う人々-24000分の20-
9時前後。明日の営業用の資料を作っていると、Cさん現る。とあるデータベース作成をついこないだ命じてきて、
まだそれも完成していないというのに、早くも
「次のを作れ。」
と言う。
「まさか『この4月から使えるようにしろ』とか言うんじゃないでしょうねえ」
と言うと、
「そんなことは言っとらん。」と言われた。
午前中いっぱいかけて、資料完成。
昼食後。プログラムを組むべく、コンピュータ室にこもるが、ほどなくカラープリンタを使うためにCさんがやってきた。そして彼は言う。
「Wさんを、ワシが撮った写真を保存しているフォルダにアクセスできるようにしてあげてや。」
それを聞いた私は、てっきりW君の方がCさんが撮った写真を何らかの理由で必要としているのかと思ったのだが…。
メインフロアに戻ると、W君がやってきた。
私:「アクセス権つけてないから、誰でも入れるよ。」
W君:「どこから行けばいいですか?」
私:「こうやって、そうやって。…で、何に使うん?」
W君:「Cさんが『夏の会社説明会用に、パワーポイントでスライド作れ』
って言うんです。」
私:「何や。仕事言いつけられたんか。そうは聞こえんかったけど。」
W君:「うわぁぁ。数が多い。しかもフォルダ名があいまい。」
数えてみると、20ギガ、24000枚。2年間かけて24000枚だから、1ヶ月で1000枚。1日30枚強。
よくまぁ毎日毎日こんなに写真を撮ってきたものである。
2時前後。3FからIさんがフロッピーを持ってきた。外部からのデータをうちの会社のコンピュータに取り込まなければならないのだが、 毎年毎年ファイルのフォーマットを変えてくるので、そのつどプログラムを修正しなければならない。しかし、これは割とすぐ修正できた。
3時40分。臨時会議。会議の内容はだいたい事前に知ってたので、ろくに聞かないで左手の各指と指の間に右手こぶしを入れていたら、 隣のSさんにツッコまれた。
ちなみに、「MP3」とは音楽ファイルの形式の名前であって、
再生機器の名前ではない。CDとCDプレーヤーが別の物であるのと同じように、 MP3とMP3プレーヤーも別の物である。
夕方。Cさんからの1つ目の要求のデータベースに目鼻がついてきたので、報告に行こうとすると、そばにいたW君が言う。
W君:「『夏の説明会用』じゃなくて、
『来週の役員会用』って言われました。」
私:「ナニぃっ!」
そこにCさん現る。
Cさん:「そんなにたくさん写真使わんでもいいから。
まあ20枚くらいあれば。」
私:「分母が大きくて分子が小さかったら、選ぶんがかえって面倒でしょうがっ!」
Cさん:「まぁまぁまぁ。」
とりあえず、時間にゆとりが欲しい。来月はCさんから何も言われてなくても忙しいのである。
期末決算はどうせみんな間違えまくるだろうし。いくら事前に注意しても、全然聞いてもらえない。
客にも同僚にも話をまともに聞いてもらえないのでは、どうすればよいのだろう?
…はっきり言って、いまだ何の計画も立たない送別会の準備に直前になって付き合ってる暇はない。
あの日は人事異動プログラム(?) がちゃんと稼動するかどうか、非常に微妙。
さらに夕方の1課。
O課長:「Tさんはどこ行ったん?」
S君:「『癒されに行く』って言って、どっか行きましたよ。」
私:「ええなぁ、癒される場所がある人は。オレなんか、帰っても、ここにいても、癒されんぞ。
」
O課長:「ここは癒されるやろ。…いや、
どっちかいうと病んでるかも。(笑)」
S君:「O課長は、どこにいれば癒されますか?やっぱり広い場所?」
私:「あんな狭い場所でも寝れるんやから、 別に広さ関係ないんちゃう?」
6時~8時。ようやく調子が出てきたので、ひたすらプログラミング。8割がたはできたような気がする。あとは、
実際の運用法をCさんに考えてもらう必要がある。
退勤後、明屋空港通で、槇原の新譜と、 ジュディマリのベストを購入。
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