闘う45才
学長になるような人ではないと思っていたのでちょっと意外。
自宅の本棚には、鷲田小彌太は数冊あるが、鷲田清一は1冊だけ。久々に鷲田清一の身体論を読んでみた。
その174ページ。エピローグの冒頭。
他人のために働いてばかりいると、ふと「じぶんの人生ってなんだろう」という疑問に囚われることがある。会社勤めや家事労働のさなか、「じぶんがない」という、はげしい欠乏感に襲われることがある。逆に、じぶんのしたいことばかりしているうちに、じぶんがほんとうにしたいことがわからなくなるときもある。「なにをしてもむなしい」という気分に陥ることもある。こうしてひとは<わたしはだれ?>という問いをじぶんに向けることになる。
去年行けなかった馳の引退試合(2006/8/27)のDVDを観た。
長い間リングから遠ざかっていたのに、その体はだぶついているわけでもしぼんでいるわけでもなく、6人タッグで約30分の試合中、実際に闘ったのが5分などということもなく、かなり長時間自分で闘い、ジャイアントスイングも40回転もして、ノーザンS・Hで自分でピン取ったあと、テンカウントゴングを聞いてきれいに引退していった。
仙台ガールズプロレスリングの「戦場 -WAR-トーナメント」の2回戦をGAORAでみた。
デビル雅美がダイナマイト・関西と闘っていた。負けはしたものの、その迫力はテレビ越しでも伝わってきた。
かつて、同時期にカナダのカルガリーで修行していた馳とデビルは一緒に練習していたことがあったらしい。あれから20年、45才になった馳は総理大臣を目指し、同じく45才になったデビルは今も戦い続けている。(同い年のジャガー横田は微妙だが。)
まだ40前なのに、「体のあちこちが動かん」とかは、ほんとは言いたくない。
そして、何かやることを見つけねばならない。
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