ともかく?
このブログには、めったにコメントはつかないのだが、前の記事にはついてしまったので、もう一回、昨日の話。
昨日の午後。会社にて。別の部署(ここも昨日が送別会。)の課長Mさんが、壁に二本の指を突きながら私に言う。
Mさん:「オマエ、ここからここにちょっと変わるだけやのに、送別会やってもらうんか?」
私:「だって、もう帰ってこないんだからいいじゃないですかぁ。」
要するに単なる人事異動だろうがっ、という声が社内外から聞こえてくるが、ウチの会社の55年の歴史の中で、今回の私のようなパターンの異動はめったになく、いままでには1件しか聞いたことがない。
で、結局、仕事の都合とかその他の理由で、OさんとTさんが来られなかった。
…ってことは、参加者の中で私がいちばん年下である。38だけど。
Oさんはともかく、Tさんに対してなら、多少は先輩風のようなものを吹かせて偉そうぶることもできるのだが、オジサンたちやオネエサンたちに囲まれたこの状態だと、(このガキがっ)という扱いを受けるかもしれない。38だけど。
私は自分で話しても別におもしろい話ができるわけではなく、他部署のあの人やこの人のような、他人に面白くネタにされるようなエピソードも特にない。
だから、ツッコむしかない。
会が始まった直後、Fさんがきちんと挨拶。
Fさん:「15年間つとめていただいたYさんが、ここを離れることになりました。いつかまた戻ってこられることがあるかもしれませんが…」
私:「ないですっ」
まだ酔っぱらってるわけでもないのに、課長の挨拶を遮ってツッコむ私。
その後。Fさんの挨拶の延長で、今度はTさんがしゃべり始めたが…
「その話は長くなりますか?」
あくまでもツッコむ私。それを振り切ってTさんは話し続けるが、あんまり内容のある話ではなかったので、2次会に行ってから再びダメだし。
会が始まってからは、
(危険度Aのこの話とあの話は絶対しゃべっちゃいけない。危険度Bのこれはここまでなら言っても大丈夫。危険度Cのこれはさっきしゃべったから、こんどはあれだが、あれを聞くと、この人はこう思うと思うが、あの人はどう思うだろう?)
とかばかり考えていて、ろくに食事がのどを通らない。
さて、2時間半ほどの会の中で、きっと来ると前もって予想していた地雷が3つくらいあったのだが、案の定、
- 私がトイレから戻ってきた後、ちょっと離れたところでタバコを吸い始めたのを見たある人がしゃべった時。
→Tさんが気づいて除去してくれた。 - 私の筋向かいの人が何かよくわからないことを言い始めたとき。
→課長Fさんが代わりに踏んでくれた。
で、問題は、もう一つ。会話の最中の一ネタが、地雷。だれがその話をし始めたのかはわからない。あんがい、私かもしれない。
ふと気づくと、ちょっと離れたところに座っていたSさんが踏んでしまったらしい。声が大きい、話の中身がヤバい。
…オネエサン、こわいです。
あれは、私が踏んで暴走しないようにするために代わりに踏んでくれたというよりは、単なる誤爆、または自爆。
消火に行こうかと一瞬思ったが、どうも火に油を注ぐことになりそうな気がしたので、あえて無視しといて、隣の席のオネエサンが「やれ飲め、そら飲め、ほら飲め」と注ぎまくってくれるのをすべて受けつつ、対面に座っていた、毎度おなじみ、最短3分で主義主張が変化するオジサンのこれまでの不条理な言動の数々をツッコミ続け、「だれの送別会だかわかりゃしない」とかいいながら、会は終盤へ。
最後の締めで、なんかしゃべった方がいいらしいが、どうやら、私は酔っぱらっているらしい。財布を取り出して今日の食事代を払おうとさえしなければ大丈夫だと思うが、えーっと…。
「来年度はちゃんと会議やってください。締め切りに間に合うようにちゃんとしてくださいっ。」
…結局、それかよ。
一般に、あそこの人たちは、よく言えば「おおらか」、悪く言えば「適当」な人が多い。「あ、締め切りまでの日にちを、1週間、間違えてた」とか、「営業と業務作業がカブってたっ」「でもそんなの関係ねぇ」とか、そんなんが、ほかにも多数。
で、結局、「ありがとうございました」とか「お世話になりました」とかいう感謝の言葉を発することなく、会は終了。
まぁ、会社やめるわけじゃないので、明日一人ずつにお詫びとお礼を言ってまわることにしよう。
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