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2008/02/06

笑福亭鶴瓶落語会

に行ってきた。会場は先日のドラゲーと同じ、コミセンのキャメリアホール。しかし今回は1Fにも座席がちゃんとある。5列目の一番端。斜めになって見えにくいかなと思ったが、一番端とはいっても、横の壁にはりつくような座席配置ではなかったので、特に問題はない。

18:30開演。今まで見た落語は、

2006/11/23 桂三枝独演会

2006/04/30 桂米朝一門会

の2回だが、それらとは異なり、開演後すぐに笑福亭鶴瓶本人が出てきた。考えてみれば、5年前に落語をやり始めたばかりの鶴瓶に弟子がいるとは思えない。(いや、笑瓶ほか弟子はちゃんといるそうだ。)

IMG_1157

最初の40分はフリートーク「鶴瓶話」

奥さんが松山出身

とか、

かつての「らくごのご」のプロデューサーが、今は愛媛朝日テレビの社長

とかで、ホームな感じの中、

  1. 1週間前にしたばかりの、ポリープ除去手術の顛末
  2. 昔やった盲腸手術の顛末
  3. 紅白のウラ話。和田アキ子・五木ひろし・リアディゾンらの現場での様子ほか
  4. 映画「母べえ」のウラ話。

など、1~2分ごとに一笑いずつおもしろおかしく語る。紅白本番でも言っていたと思うが、中村勘九郎と中居正広に対する感謝と尊敬の念を盛んに口にしていた。

母べえ」に関しては、吉永小百合がいかにすばらしいかを語ってくれる。

「61歳で34歳の役やって、なんにも問題ないっ。すごいですよっ。」

さらに鶴瓶は言う。「皆さんはスターになかなか会えないでしょう?僕はこういう仕事してるから、スターの人に会えたら、その人のことを皆さんに伝えたいんですよ」

確かに、鶴瓶も芸能人なのに、なんか近所のおっちゃんが芸能人見て興奮して話してくれてるような感じだった。

が、「母べえ」のくだりの、

「撮影の合間にも子役と遊ぶ吉永が、ふざけて遊んでいる子役をたしなめようとして役名で呼ぶときに、『照べえっ!』と言うべきなのに、『つるべぇっ!』と言い間違えたので、鶴瓶がビビった」

というオチは、ちょっと前にめざましテレビで「母べえ」の特集をやってたときに吉永が語っていたのを観てすでに知ってたので、笑えなかった。ちなみにその時吉永は「歳の話はできればやめて」と言っていた。が、確かに若い。

 

フリートーク終了後、紋付き袴に着替えるため、いったん下がる。その間、ステージ上ではスライド上映。奥さんと一緒に松山城や道後温泉や思い出の店を訪れている写真など。お墓参りにも行ってきたと言っていた。写真からは断言はできないが、総合公園の斜面のお墓ではないかと思われる。なんにせよ今日行ってきたばかりの写真らしい。

 

次の40分は創作落語。自らの子ども時代の母との笑えるやりとりを落語化していた。最初は、服装こそ変わったものの、話し方がさっきのフリートークと同じだったので、若干(???)な空気が客席に漂ったが、それはいわゆる枕であり、その後、ちゃんと落語になっていった。

そこで話されたネタは、ウィキペディアの「笑福亭鶴瓶」の中でも紹介されている、

小学生なのに万馬券当てて40万円(1960年代の40万は大金!)取ったが、親に取られた。

受けてもいない阪大の合格発表に出かけていって胴上げしてもらったらニュースに出てしまって怒られた。

ほか、あれやこれや。

 

高座に残ったまま、最後の40分は古典落語。「死神」。この噺は、以前に若手の落語家がやっているのをネットで見たことがあるが、その時はオチの動作がわかりにくくて今ひとつだった。元々はグリム童話の話であるこの「死神」は、演者によってアレンジの幅がかなり大きい話だときく。が、今日の鶴瓶のは噺の筋も鶴瓶の動作もオチもわかりやすくて非常によかった。滑舌は若干悪いけど。

 

終了後、着替えのためにいったん下がる。謎だったのは、その待ちの間、スライドでこれまでにやってきた高座の様子を流すのはいいとして、BGMが、思いっきり大きな音で、

小田和正の「キラキラ」(「自己ベスト」に収録)

だったこと。

 

改めて舞台に出てきて最後の挨拶。幕が下がった後、また「キラキラ」。どういうあれかはよくわからずじまいだった。

 

というわけで、パターンの違う3つとはいえ、しゃべりだけでぶっ通しで120分。

(プロはすごいなぁ)としみじみ思い、かなり笑えたのでちょっと元気になった。

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