1985年に戻った。-松田聖子コンサート感想-
1日(金)
17:41 鹿児島サンロイヤルホテルの部屋の中。
ドスパラから電話。注文していたPC2台が準備できたという連絡。
「今すぐは取りにいけないので1週間待ってくれ」と言う。
17:48 ホテルの正面。
そのまま一歩も動かずに90度左回転したら、鹿児島市民文化ホールが見える。
17:55。ホールに到着。
立ち見の人たちが既に50人くらい並んでいた。もっと早くくればよかった。 学校が近いせいでかえって遅刻してしまうちょっと昔のどっかの学生みたいな状態である。
本来18時開場だが、今回は立見席なので、開演間際まで待たされた。
そして、2列に並んだまま、係りの人に連れられて、ホールの中へ。
1Fの一番後ろの、本来は通路であるところに順番に並んでいく。私は幸い1列目に並ぶことができたが、その後、後ろにも人が並び始め、 通路が客でいっぱいになった。
18:33 始まらない。そして、
「セイコ、パンパンパン」
5月のTUBEの時とまったく同じリズムで、 客たちが手拍子を始めた。
しかもそれに参加する客が非常に多い。
しかもそれは10分以上続いた。
そしてスクリーンには、本人を模したにしてはあまり似ていない、微妙に「アルプスの少女ハイジ風」のアニメーションが流れる。
本人がステージ上に登場。
歓声がすごい。松山では聞いたことのないような、会場全体から聞こえてくる、あえて書くなら「キャー」という歓声。
ちなみに客層は、95%、女性である。年齢的には、45歳プラスマイナス5歳。
スタートから4曲は、1曲ごとに、衣装を替えて、プチミュージカルぽい。
- ハイジまたはクララ風
- タカラヅカ宮廷貴族風
- (ボンデージではなかったが、若干)にしおかすみこ風
など。
このまま最後までいくのかと思ったが、5曲め以降落ち着いた。
MCでは、きれいに丁寧語を使ってしゃべるのを、(そうそう、こんな話し方だった)と思いながら聞いていたが、途中で噛んだ。
「赤いスイートピー」は、半分以上、観客にマイクを向けて、歌わせた。
私もワンコーラス目なら歌詞見なくても歌えるし、ツーコーラス目も大体わかる。が、予想以上に完璧に歌える客が多く、 その後のMCで感心する聖子およびバンマスの小倉良。
「瑠璃色の地球」は、生で聴くと、もう一つ。やはり、単純に歌の上手さでいえば、岩崎宏美とか本田美奈子とかの方が上かもしれない。 しかし、エンタテインメント性とかアイドル性とかいう点では、松田聖子のほうがはるかに上である。
その後のMCがむやみに盛り上がった。鹿児島も九州であり準地元なので、久留米弁でしゃべってみたり、 そのほか客との1対1のやりとり多数。その中で、
客:「背中みせてー」
聖子:「え、何?」
客:「背中ー。」
聖子:「えー、背中?」
そんなに大きく開いていたわけではないが、しばらくやり取りがあったあと、客席に背を向ける聖子。
会場全体:「オォォォォッ!」
聖子:「…ちょっと、みんな、おかしいよ。このあとずーっと後ろ向いて歌おうか?(笑)」
どうやらこの部分のMCは、他会場に比べて長くなりすぎたらしい。「バラードの最中なんだから切り替えますよっ」と言って、 曲へ戻っていった。
真っ赤な衣装で再登場。「Strawberry Time」からが後半。
その後のMCでは、出演している化粧品のCM・女子バレーの宣伝・「火垂るの墓」の宣伝・DVD、CD、ショップの宣伝・ ディナーショーの宣伝など、一連の告知。
で、それが終わりそうになって、客が聞く。
客:「沙也加ちゃんはー?」
聖子:「沙也加は舞台のほうでがんばっております。あの子も22になりまして」
客たち:「オォォッ」
(22の子供がいるようには全然見えないよ)的ざわめき。
シロートなのでその後のリクエストコーナーには参加しづらかったが、本編最後のメドレーは、中高時代が思い出されて特に懐かしく、 「夏の扉」では、両手ヒラヒラのフリで会場が一つになった。
アンコールも大いに盛り上がり、高揚したままホールを出て、CD買ってポスターつけてもらって会場を出たあと、
(あぁ、これならディナーショーの人気が高いのももっともだ)
と深く納得しながら、ホテルに帰った。
2日(土)。朝起きてテレビをつけたら、その瞬間、神田正輝が映っていた。
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