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2008/09/10

松たか子基準

9日(火)。

県民文化会館 メインホール。

松竹大歌舞伎

3年連続3回目。

急に「レポートを直せ」と言われて「無理」と答えた、その30分後。

Mさんに、

「今から、松たか子パパ観てくる。」と言うと、

「それならわかります」と言われた。

特に歌舞伎に興味がない若い人には、「幸四郎」では、通じない。

 

18時前。少し道が混んでて、ホールに着いたら駆け込んで、幕が上がるのと同時に着席。

しかし、着席してしばらくすると、眠くなった。しかもカラダのあちこちがだるい。芝居がつまらなかったのではなく、前日と前々日のウイルス対策による寝不足と、営業疲れのせいだと思われる。

今日の演目は、

一、芦屋道満大内鑑(あしやどうまんおおうちかがみ)

二、歌舞伎十八番の内 勧進帳(かんじんちょう)

芦屋道満大内鑑(あらすじはここ。)は初めて観たが、話の内容もわかりやすく、また、「全員集合」のDVDで観たことがあるのと同じような早変わりとか、その場で障子に字を書いていく曲書きとかに感嘆しながら観る。

例によって、長唄の内容が自分ではきちんとは理解できないのだが、イヤホンガイドを借りていたので大丈夫。

客入りは、去年もさびしかったが、今年も同じ程度。1Fの後ろ7,8列が空席。2Fから上も、多少は入っていたが、もう一つ。

勧進帳は、おととしもそうだったが、幸四郎の(特に酒を飲むシーンでの)顔の表情や(それ以外の場面でも)一挙手一投足に惹きつけられた。

私の座った席は、1F8列目32番で、ここはちょうど左右のど真ん中でしかも適度に前。幸四郎が舞っているとき、ド真正面に見えて、とてもよかった。

が、今年は過去2年に比べて、演目が少なく、その点でちょっと物足りないという感じもあった。

また来年あったら行く。

 

で、今日。Wさんに、

「昨日歌舞伎観に行って、幸四郎の『勧進帳』観たんですよ」

と言うと、

「幸四郎?どれ?染五郎?だれ?どれ?」

と言う。

松たか子の親です。」

「あぁ、『ラ・マンチャの男』を演る人。」

特に歌舞伎に興味がないそれほど若くない人の場合、前の名前と、ごっちゃになるらしい。

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