松たか子基準
9日(火)。
県民文化会館 メインホール。
松竹大歌舞伎。
3年連続3回目。
急に「レポートを直せ」と言われて「無理」と答えた、その30分後。
Mさんに、
「今から、松たか子パパ観てくる。」と言うと、
「それならわかります」と言われた。
特に歌舞伎に興味がない若い人には、「幸四郎」では、通じない。
18時前。少し道が混んでて、ホールに着いたら駆け込んで、幕が上がるのと同時に着席。
しかし、着席してしばらくすると、眠くなった。しかもカラダのあちこちがだるい。芝居がつまらなかったのではなく、前日と前々日のウイルス対策による寝不足と、営業疲れのせいだと思われる。
今日の演目は、
一、芦屋道満大内鑑(あしやどうまんおおうちかがみ)
二、歌舞伎十八番の内 勧進帳(かんじんちょう)
芦屋道満大内鑑(あらすじはここ。)は初めて観たが、話の内容もわかりやすく、また、「全員集合」のDVDで観たことがあるのと同じような早変わりとか、その場で障子に字を書いていく曲書きとかに感嘆しながら観る。
例によって、長唄の内容が自分ではきちんとは理解できないのだが、イヤホンガイドを借りていたので大丈夫。
客入りは、去年もさびしかったが、今年も同じ程度。1Fの後ろ7,8列が空席。2Fから上も、多少は入っていたが、もう一つ。
勧進帳は、おととしもそうだったが、幸四郎の(特に酒を飲むシーンでの)顔の表情や(それ以外の場面でも)一挙手一投足に惹きつけられた。
私の座った席は、1F8列目32番で、ここはちょうど左右のど真ん中でしかも適度に前。幸四郎が舞っているとき、ド真正面に見えて、とてもよかった。
が、今年は過去2年に比べて、演目が少なく、その点でちょっと物足りないという感じもあった。
また来年あったら行く。
で、今日。Wさんに、
「昨日歌舞伎観に行って、幸四郎の『勧進帳』観たんですよ」
と言うと、
「幸四郎?どれ?染五郎?だれ?どれ?」
と言う。
「松たか子の親です。」
「あぁ、『ラ・マンチャの男』を演る人。」
特に歌舞伎に興味がないそれほど若くない人の場合、前の名前と、ごっちゃになるらしい。
« ちゃんとしてくれ、3Fの人々と真ん中の一人。 | トップページ | 先輩思いの後輩たちと、後輩思わずの先輩たち »
「観に行ったイベント」カテゴリの記事
- 今年観に行くイベント2019(2019.03.11)
- 米米CLUBエンタテインメントツアー2019 おかわり 松山市民会館(2019.03.09)
- 今年の観に行くイベント予定(2019.02.07)
- 座長をやめる人たち(2019.02.05)
- 米米CLUBのライブが中止(2019.01.19)
コメント