3/8 ドラゴンゲート松山大会感想
実は、ウチの社内でドラゲーに関して一番詳しいのは、7、8年前から今に至るまでテレビ観戦を続けているOさんなのだが、いま彼に観戦するヒマはない。
かつての観戦友達TさんとWくんは、偉くなって忙しくなってそれどころではない。
最近一緒に観戦に行くのはWさんだが、「力道山以降、猪木アリ戦まで」のキャリアである彼に、「ドラゲーっていうのはもともと闘龍門という団体をウルティモドラゴンが~」とかいう説明をするのは面倒。
というわけで、今回の場合、H君が適当。
私が16:05に会場入りしたあと、10分くらいして、H君もやってきた。
座席は2F。R列というと、限りなく後ろの方。
来るなり彼が言う。
「入り口で『森の母です』って言う声が聞こえました。」
松山出身アンソニー森のおかあさんが、関係者に挨拶していたらしい。
ちなみにH君はアンソニーの大学の後輩である。
直接の面識は多分ないが、同時期に在学していたらしい。
さらに彼は、「客入りはこんなもんですか?」と言う。
私もそうだが、プロレスマニアは試合の勝ち負け以上に、客入りを気にする。
1Fは試合開始直前にはほぼ満員になった。
しかし2Fは半分くらいの入りか?
何だかんだ話しつつ、試合開始を待つ。
リング周辺にマットがない。いきなり床である。
「これって、『飛び技は、やらん』ってことですかねぇ?」
うーん。飛んでほしいのに。
第1試合開始前。
結成されてからまだ数戦しかやってない、できたてのユニット「WARRIORS-5」。
この、両手を挙げて「ウー」と叫ぶのをお約束にしたいようだが…。
この後、「KAMIKAZE」のキッド・岩佐・戸澤と、松山出身アンソニーW森が登場して、「WARRIORS-5」との掛け合い。しかし、マイクパフォーマンスで森がCIMAに勝てるわけがない。
第1試合 斎藤了&堀口元気 VS 谷嵜なおき&吉野正人
吉野はいつみてもかっこいい。
斎了は、ヒール転向後、まだ数戦目。
今どき凶器としてスパナを使うなんて。
しかも、使い終わったスパナをリング外に投げ捨てようとしたら、
ちょうどセカンドロープだかサードロープだかに当たって、
またリング内に戻ってきた。
ちゃんと投げろよー。
私とH君、爆笑。
ヒール慣れしていない斎了であった。
第2試合 土井成樹 VS しゃちほこマシーン
現在のドラゲーのトップなのに、なぜか松山ではお笑いマッチをやることになってしまった、オープンザドリームゲートチャンピオンの土井。
しゃちほこをつかむととたんに弱くなるしゃちほこマシーンを相手に、お笑いマッチを戦うが、やはり菊タローとか大阪プロレスの選手とは違い、本職ではないので、お笑いマッチとしてはイマイチおもしろくはなかった。土井にそれを求めるのは間違いではあるが。
下4枚の写真は、「土井をいい感じに寝かせたのでムーンサルトにいこうとしたが、コーナーポストに登っている最中に土井がリング中央に逃げたので、おいおいそんなに離れたら届かんやないか、とクレームをつけ、いい位置に戻させているしゃちほこマシーン」である。
第3試合 ドン・フジイ&望月成晃 VS 神田裕之&新井健一郎
オッサンチーム「絶倫ズ」は、今日も元気。
アラケンはすっかりぐれてしまった。
同ユニットの斎了はどうしてもスパナが使いたいらしい。
八木レフェリーは、たび重なる自分への誤爆にキレて、神田に怒りのラリアット。
反則決着後、絶倫ズに感謝される八木レフェリー。
10分間の休憩
客が少なく見えるが、休憩中だからである。
第4試合 B×Bハルク&PAC VS YAMATO&サイバー・コング
R10にはせっかく便利な連写機能がついているのに、PACのシューティングスタープレスを撮り損ねた。
試合は、サイバーが味方のYAMATOもろともPACを投げてしまい、勝ったのはいいが、YAMATOは勝ち名乗りができないくらいのダメージをおった。
第5試合 戸澤陽&岩佐拓&ドラゴン・キッド&アンソニー・W・森 VS CIMA&Gamma&横須賀亨&KAGETORA
序盤。リング上でにらみ合うCIMAと戸澤。
CIMAがリング外を指さして言う。
「降りるぞー」
2人ともリング下に降りた。
CIMAが2F席を指さして言う。
「上、行くぞーッ」
!!
マジですか?
2人はそれぞれ別の出口から出ていき、
しばらくすると、
まず戸澤が下手から、そしてCIMAが上手から出現。
あわてたので、写真がぶれまくった。
サービス精神旺盛な2人である。
去年ほどにはアンソニーが目立たない。WARRIORS-5が結成直後なので、そっちを売り出していかなければいけないという思惑もあるようだ。
しかし、技が決まると、さかんに例の「ウー」をやる
のだが、
最強時代のジャンボ鶴田の「オー」を知っている世代としては、
「『ウー』をやってる間に後ろから反撃されるくらいだったら、やんなくていいから、攻めろよ」
という気もしないでもない。
どうもCIMAとGammaが同じユニットに属しているのがまだなじめない。そのうちまた仲間割れするのだろう、きっと。
興行の最後は、アンソニーのマイク。
戸澤も、本人は出身ではないが、彼のおじさんおばさんが松山にいてリングサイドで観戦していたというので、マイク。
最後にもう一回アンソニーのマイクで終了。
興行としては、結構満足したが、CIMAがこのまましゃべりだけになってしまうのではないかという若干の危惧。
あと、Gammaはこれでいいのか、とか。
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