「第41回思い出のメロディー」を観た。
今日は、このブログの中にいくつかある毎年恒例のネタ。
- 2006年。「第38回思い出のメロディー」を観た。
- 2007年。「第39回思い出のメロディー」を観た
- 2008年。記事がないので、どうやら去年は観てないらしい。
NHKの公式ページはここ。30日にもBS2で再放送。
公式ページによれば、今年の「見どころ」は
- 「幻の第1回紅白」の曲目を再現
- 開港150年・横浜から中継!
- いしだあゆみ 13年ぶりのステージ
- 再結成!ザ・ヴィーナス
- 永遠の美空ひばり
- 時代を作ったアニメの名曲たち
- 夢の超特急・新幹線開業45年
ということらしいが、私の興味で言うと、3と4と6くらい。
その他、曲目リストを見て、とくに観てみたいと思ったのは、
- 石野真子 狼なんか怖くない 1978=昭和53年
- サーカス アメリカン・フィーリング 1979=昭和54年
- ジュディ・オング 魅せられて 1979=昭和54年
- T.AKIRA(フィンガー5) 学園天国 1974=昭和49年
今回は、岩崎宏美と堀江美都子が出るのは前もって知ってたので、それ目当てだったが、
岩崎宏美は、冒頭の尾崎紀世彦のあと、司会の菊川怜が目の前でかんだのをものともせず、あっさり2曲目で登場。(「ロマンス」・1975=昭和50年)。むろん安定感抜群。
その後、
宮路オサム→こまどり姉妹→園まり→布施明→(見どころ1。小林幸子→ジェロ→氷川きよし→菅原都々子)→(見どころ7。マヒナスターズ&藤あや子)→サーカス→三沢あけみ→ペギー葉山→二葉百合子→(見どころ6。平野忠彦→水木一郎→堀江美都子→ささきいさお→(見どころ5。秋川雅史→天童よしみ)
ここまでで前半終了。
布施明の「愛は不死鳥」(1970=昭和45年)を知らず、そのいっぽうで、「また逢う日まで」や後半で出てきた「空に太陽がある限り」(どちらも1971=昭和46年)はよく知っている。
以前にも確認したことがあるが、私が一番さかのぼれるのはここまでのようだ。私は1969=昭和44年生まれ。
サーカスは、かつてはもっと声が出てたと思うのだが、今回は高音が伸びているとは言えず、なんだか重苦しい感じだった。ちょっと残念。
アニメな人々は、順に、
- ジャングル大帝 1965年 -4才
- マジンガーZ 1973年 4才
- ひみつのアッコちゃん 1969年 0才
- 宇宙戦艦ヤマト 1974年 5才
ということで、「ジャングル大帝」だけは記憶になかった。
客層が違ったからでもないだろうが、水木はいつもに比べるとテンション低め。あとの3人は好調。
「宇宙戦艦ヤマト」は、小学校時代、合奏の時間の持ち歌の一つだった。
が、わたしは例によって左脚が動かないので、かかとを支点にしてリズムを取ることが出来ない。したがってドラムは無理。
木琴とか鉄琴も、左手がまともに動かないので、思ったところをきちんと叩くことが出来ないので無理。もちろんピアノもオルガンも無理。
で、結局、左手を使わなくていいトライアングルとか大だいことか。
たまにシンバルとか。左手固定だったが。
ニュース明け。後半。
(見どころ4。ザ・ヴィーナス)→ジュディ・オング→石野真子→錦野旦→T.AKIRA→(見どころ2&3。五木ひろし→水森かおり→安田姉妹→いしだあゆみ)→千昌夫→五輪真弓→氷川きよし→五木ひろし→(全員で「明日があるさ」)
ザ・ヴィーナスは、高音が出なくなったのであろう、たぶんキーを下げていた。テンポも若干遅かったような気がする。
まあ、久しぶりで、生放送で、レコードと同じクオリティを求めるのは酷かもしれない。
ジュディ・オングはかつてと同じ感じに思えた。もちろんカーテンドレスをまとっていたし、歌い終わったあとのMCで、「あのドレスは大中小と3種類持っているそうですが、今日は一番大きいのを着て歌っていただきました」と司会の2人が言っていたが、その割には、ぱっと見、そんなに大きくはみえなかった。
それは、大晦日に小林幸子を見過ぎたせいである。
石野真子は、年齢は書かないが、今でも充分、アイドルっぽさをかんじられたので、現役時はそうとうかわいかったと思われる。
が、その頃の私はアイドルどころではなかった。
T.AKIRAとは、フィンガー5のアキラなので、つまり本人なのだが、1974年の「学園天国」と2009年の「学園天国」では、あたりまえだが完全に別人の声だった。本人なのに、他人の曲をカバーで歌ってるような変な感じ。
が、かっこよかったので、よし。
いしだあゆみは、歌手だったという記憶は私にはほとんどない。
- 「太陽は泣いている」を原由子や桑田佳祐がカバー
- 「あなたならどうする」を柏原芳恵がカバー
などは知ってたが、本人が歌うのを観るのはたぶん初めて。
しかし13年ぶりという割には、破綻なく歌っていた。やはりもともと歌のうまい人なのだろう。
全体的に言うと、(どうしてもこの人のこの曲を観たいっ)というのはなかったが、しかし「思い出のメロディー」として、よくまとまった2時間半だったと思った。
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