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« Sさんからいろいろ言われる夏休み 前編 | トップページ | 山本小鉄死去 -腕引っ張り事件を回顧する- »

2010/08/26

Sさんからいろいろ言われる夏休み 後編

16日 14:30。

Sさんとの打ち合わせが終わり、この日は用件はこれだけだったので帰ろうかと思ったが、

 

ふと向こうの方を見てみたらSさんがいたので、

「こんど野沢菜持ってきます」予告と長野遠征の顛末を話しに行こう

と思って近づいていったら、

 

S:「うちの自宅のパソコンが、まだいちおう動いてるけど、30秒固まって1分動くのを繰り返すんですけど。変な音もするし。」

…。

 

その現象はおそらくHDDの故障。きっともうすぐ全く起動しなくなるであろう。新しいパソコンを買う方がよいと思われる。

 

西の端のデスクトップパソコンを使って、お気に入りとメールアカウントと住所録ソフトのデータのエクスポートとインポートの方法をレクチャー。所要40分。

 

他人のパソコンのトラブルに対応する人。それが私。

 

 

 

その後、この週は生活がズタズタ。

あまり記憶が定かではないが、16日~23日までの1週間で、

起床時刻が、

18:00

19:30

20:15

という3日間があったような気がする。

このご時世にこんな堕落した生活してても食うに困らないでいられるのはありがたいことだ

という発想もなくはないが、しかし。

 

 

 

たぶん19日。

Sさんがいたので野沢菜を持っていったら、

S:「ノートパソコンをデフラグしようとしたら、『空き容量不足なのでできません』て出てきたんですけど。」

…。

たしかに、マイコンピュータで見てみたら、CとDに分けてあるCドライブの空き容量が1割前後である。

 

  • あまり使ってなさそうなアプリケーションやデータを削除。
  • ついでにノートンを削除してMicrosoft Security Essentialに入れ替え
  • ついでにAdvanced SystemCare Freeを使ってレジストリやらキャッシュやらの掃除。

所要1時間。

自分の家の掃除はできないが、他人のパソコンの掃除はする人。

それが私。

 

 

たぶん20日。

2Fを歩いていたら、Sさんに止められた。

 

S:「こんなん出てるんやけど、どうしたらいい?」

 

彼が示した画面には、マイコンピュータが表示されていて、

 

見てみたら、CとDに分けてあるCドライブの空き容量が少なくてバーが赤くなっている。

 

  • あまり使ってなさそうなアプリケーションやデータを削除。
  • ついでにノートンを削除してMicrosoft Security Essentialに入れ替え
  • ついでにAdvanced SystemCare Freeを使ってレジストリやらキャッシュやらの掃除。

所要1時間。

自分の家の掃除はできないが、他人のパソコンの掃除はする人。

それが私。

 

2日連続まったく同じ作業

コピーアンドペーストで説明できてしまう私の人生

 

 

たぶん22日。

家のエアコンが壊れ、

食料も飲料も何もなく、

動く気力も体力もなく、

このままだと自宅にいるのに遭難してるのに等しい

と思いながら、

そういえば、Sさんが「おすそ分け」と言ってアイスコーヒーのボトルくれてたなぁ

と思いだして、それで飢えをしのぐ1日。

 

 

たぶん23日。

そのコーヒーくれたSさんが、自分の担当の客のことをだれかに話しているのが聞こえてきた。

 

S:「『昼の2時過ぎてるのに起こしても起きない』って親が言ってるんですよ」

 

…。

とくに誰も起こしてくれないので、夜の6時7時8時まで寝ている。

それが私。

 

 

同じく23日。

 

「こんな生活はもういやだぁ」

とつぶやきながら2Fを歩いていると、真ん中あたりで言われた。

 

「ごちゃごちゃいわんとだれと結婚するか決めたらいいんや。今しかないぞ、お前がやるのは。
自分のことなんやから自分でやれ。っていってもなんだかんだ理由をつけてなんにもしないんだろうがっ。」

…。

Sさんは前田日明でも長州力でもないのでこんな言い方ではもちろんなかったが、大意を要約するとこんな感じ。

ほぼ当たってるのでとくに反論することもできず、しょんぼり、退勤。

 

しかし、

自分のことなんやから自分でやれ

って言われても、

自分のパソコンがトラブったときに自分でやらずに

私のところに持ってくる人のなんと多いことか。

 

 

 

24日。

営業再開日なのに、寝たのが4時。起きたのが6時半。

それでもなんとか営業3つやって、

終わって5分後には母校の高校に行って、

文化祭の準備を始めようとする生徒たちに付き合う。

 

 

この季節は、実習室の利用者が増えるがマナーが悪い者が多いので、常連であれ一見であれ、全生徒のアカウントをいったん使用不可にして、ひとりずつ申し出を受けてから使用可能に戻すことにした。

 

常連の高1生が3人やってきて、使用可能にしてくれるよう頼んできたので私は言った。

 

私:「君らが変な使い方しないのはわかってるけど、いちおう
地球の平和を守るため、いや、実習室の平和を守るためにいろいろ厳しめにしとくから。」

高1生Y君:「3つのしもべに命令するんですかぁ?

私:「…!!。なんでそんなん知っとんや?オマエ何歳?」

 

元ネタはバビル二世(の歌詞)。

アニメ版は1973年だけではなく2001年にもあったらしい。

 

 

 

その後、パソコン部部長の高2生と打ち合わせ。

その最中、ふと1mくらい横を見ると、そこに19年後輩が3人立っていた。

 

数年前に彼らを見かけたときにも書いたが、

電流の流れる有刺鉄線の中で闘ったことこそないものの、

社内で邪道を突き進んできた私としては極めて珍しく、

 

3人のうちの2人は直接担当、1人はパソコン部の副部長

 

というかなりちゃんとした形でつきあったことがある3人である。

 

 

したがって、これも私としては珍しく、昔話に花が咲いた。

そして私は言った。

私:「もう今は、君たちと付き合ってたころとはぜんぜん違う仕事やってるよ。」

I君:「え、どんな仕事ですか?」

 

 

まだまだ話は続きそうだったが、そこにSさんが現れ、言った。

S:「すいません。ブログに載せるための写真(のハードディスク)にアクセス出来ないんですけど。」

私:「…。見に行きましょう。な、わかったやろ。これがオレの仕事。」

3人:「わかりましたぁ(笑)」

 

 

他人のパソコンのトラブルに対応する人。それが私。

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