スケバンであり、刑事でもあった人たち
久しぶりにCDを買った。
どちらも今月出たばかり。
斉藤由貴の方は、新録のオリジナル。
南野陽子の方は、新録はほとんどなく、既発表曲の演奏のみアレンジ。
まだどちらも、聴き込むところまではいっていないが、できはかなりいい。
さすがに斉藤由貴のボーカルは年をとった感が若干感じられ、
歌詞カードに「コーラス:斉藤さんちの子供たち」とか書いてあるのを見ると、
25年経ったなぁという気がするが、
しかしどの曲をとっても、斉藤由貴の世界が確かにそこにある。
歌いなおした「予感」で泣きそうになった。
南野陽子は、先週のHeyHeyHeyでちゃんとあの衣装を着てスタジオで「はいからさんが通る」を歌っていた。
このCDの本人によるライナーでは「自分も年をとった」みたいなことを言っていたが、じゅうぶんアイドルっぽかった。
聴く前にライナーを読んだら、
「このCDのバージョンの『はいからさん』はウエスタンになってる」
と書いてあったので、
(ウエスタンのはいからさんてどんなんや?)
と思いながら聴いてみたら、ほんとにウエスタンになっていた。でも悪くない。
というわけでかなり当たりの2枚であるが、私は特に2人の大ファンというほどでもない。
斉藤由貴のコンサートにはかつて行ったことがあるような記憶があるし、
南野陽子は2種類のBOXセットを両方とももってたりするが、
ドラマや映画はまったく観ていない。
とりわけ、前にもかいたような気がするが、
「スケバン刑事」は嫌いであった。
東映や円谷のふつうの特撮はそれはそれで好んで視ていたが、
スケバンはスケバンであって、
刑事ではない。
とか、
ヨーヨーは遊び道具であって、
武器ではない。
とか言って、
熱心にそれを視ている同級生にカラんでいったものである。
当時はそんな難しい言葉は知らなかったが、
あまりにも荒唐無稽と思われる設定が、自分の好みには合わなかったのであろう。
前田日明ふうにいえば、
「ドラマなら何をやっても許されるんかっ!」
という感じ。ちなみに前の仕事を辞めた理由も、この感じ。
ともかく、CDの出来は、二人とも非常に良かった。
しばらく聴き続けよう。
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