93年版西遊記を視た
日テレプラスで本木&宮沢版西遊記を放送していたので、視た。
本放送日は、93年3月28日。
この日はちょうど大学の卒業式の日だったような気がする。
就職のために松山に戻ってくる直前でバタバタしてて、
TVを視るような気分ではなかったものと思われる。
というわけでこれを視るのは初めて。
始まるやいなや、
愛のままにわがままに僕は君だけを傷つけない
が流れてきた。
歌は当然知ってるが、何のドラマの主題歌なのかは知らないということはとても多い。
こないだも急にテレビから
あなたに会えてよかった
が流れてきたので何事かと思ったら、
TBSチャンネルで「パパとなっちゃん」を再放送するらしい。
まあそうは言っても、
「SAY YES」とか、
「ラブストーリーは突然に」とか、
「君がいるだけで」くらいなら、わかる。
で、内容。
太宗皇帝が、夏木陽介。
…私の中での夏木陽介は、滑走路を横一列に歩くGメンなのだが。
どっちかというと、太宗皇帝といえば、中村敦夫だ。
…木枯し紋次郎だけど。
宮沢りえの三蔵は、あり。
本木雅弘の悟空も、あり。
乱暴なセリフ回しとか所作とかは、2006年版の香取悟空とそっくり。
…もちろん香取のほうが後だが。
役柄のせいもありはするが、
19年も前の番組なので、本木はまだまだ若く元気で、
ついこないだはなまるカフェでみたベテラン俳優
と同一人物には、まったく見えない。
人に歴史あり、である。
八千草薫が出てきたので、
てっきり堺夏目版でいうところの高峰三枝子(=釈迦)かと思ったが、
よく見ると違ってて、堺夏目版で勝呂誉が演ってた観音の役だった。
じゃあ、お釈迦様は?
!!!
これじゃ、全員集合のコントに出てくる動く仏像じゃん。
しかもこの声は…、
聴いたことがあるぞ。
…。
常田富士男。
お釈迦様は、たぶん
「むかぁし、むかし」
とは言わないと思う。
ストーリー的には観音様が釈迦のような役割を果たしているようだが、それにしてもこのお釈迦様は、ない。
その他の突っ込みどころとしては、
悟空が初めて緊箍児をはめられて苦しむ時の、頭が曲面に歪んでしまう、90年代っぽさを感じさせる微妙な特撮
元の役者の顔がわからなくなるほどの猿特殊メイクとか豚特殊メイクとか河童特殊メイク
本木悟空を「アニキ」と呼ぶ、河原さぶの猪八戒は、ありなのか?
など。
全体的には、
敵役軍団を明確にしてあるのでその意味ではわかりやすく、
面白くないわけではないのだが、
連続ドラマではなく2時間半のスペシャルなので、
悟浄を弟子にするところまでで1時間15分を費やしたりして、
さまざまなエピソードを盛り込むことができず、
中途半端な感じがしないこともない。
堺夏目版(1978~80)はパート1パート2ともにDVDBOXで持ってるし、
香取深津版(2006)は本放送時に録画したので、
あとはどこかで唐沢牧瀬版(1994)を視てみたいものである。
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