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というわけで、前売りで6000円の席を買った私と、急に思いついてチケットを持たないままのH君との2人で観に行った。
15:30に会社を出て、絶好の天気だったのでオープンにして、重信付近の桜を愛でながら、機嫌よくドライブ。
会場には17:05分ころに到着。目の前にパチンコ屋(nikko本店)があったので、その駐車場に停めた。
H君は当日券5500円を買って入場。オープニングアクトのダンスパフォーマンスがちょうど終わる頃だった。
しかし、私の6000円で2列目の席と距離的には大差ない。
むしろ私の席はすぐ後ろにスピーカーがあって異様にうるさかったので、結局H君の横で立ち見。
その前の一列は全部空席だったので、「超満員」はほんとは言い過ぎ。
全選手入場式


神輿に乗って愛川ゆず季がやってきた。
(ザ・コブラかよ!)
と心の中でツッコんだことは言うまでもない。
第1試合 安川惡斗(7分11秒/ストレッチマフラー)翔月なつみ


安川は酒持参。試合開始前に翔月に霧吹きかけた。
が、
客の前で酒で霧吹きしていいのは、
沢田研二だけだ
と、オジサンは思った。



安川は、H君の二押しの選手だが、
H:「ヒールやってるんならブログもそれで徹底しろよ」
だそうである。

翔月の卍固め。
H&私:「卍やるのはいいけど、返す方はちゃんと腰投げで返してほしいよね、グダグダになるんじゃなくて」
…ふたりとも、スレたプロレスマニアである。

フィニッシュのストレッチマフラー。ここからもっときつい角度に入っていった。
H:「翔月は少林寺拳法キャラでやるんなら、もうちょっとちゃんとやろうよ。」
第2試合 大日本プロレス提供試合 石川晋也(8分3秒/ミサイルキック→エビ固め)アミーゴ鈴木

このリングアナにしてはムダにかわいいのは、だれだっけ?
…
あ、そうか、風香だ。
スターダムはそもそも風香が作った団体だった。
が、田舎に住む者としては、JDスターなどという団体を観戦する機会は一度もなく、彼女の現役時代(2004~2010)のことは覚えていないのである。その時期のほとんど、私は病んでたし。
で、第2試合。

正面の石川晋也は、四国中央市(旧新宮村)出身。
しかも一橋大商学部卒。

卍をやるなよ。さっき第一試合でみたんだから。



エルボー&張り手合戦で盛り上げようとするのも、ありがち。

フィニッシュのミサイルキック。
私:「いいのか?フィニッシュがミサイルキックで。女子の中の男子の試合なんだからパワーボムとかでパワーを見せようよ」
H:「『アミーゴ鈴木』って名前ならメキシコっぽい技しろよ」

5月の大日本プロレス松山大会を告知中。
でもこのままだと客入りは厳しいぞ。

ちなみに会場に設置されたパイプ椅子は、大日本プロレス(Big Japan pro-Wrestling)からの借り物らしい。
第3試合 ○美闘陽子&鹿島沙希(9分26秒/ドールB→片エビ固め)脇澤美穂&●須佐えり





H君は、プロレスに関して私と同じレベルで会話できる人だが、
女子は今までほとんど観ていないので、
スターダムに関する予備知識も全くない。
しかし彼は、こう言った。
H:「第3試合は、あの黄色いの(=脇澤美穂)がいたから成立したけど、あとはまだ技の正確さとかがまだまだ。ビジュアルとかも含めて青いの(=美闘陽子)を売りだしていきたいんやろうけど、蹴りだけじゃダメですね」
…さすが、よくわかってる。
脇澤は闘っている時の表情がわかりやすく、客としては非常に感情移入しやすい。
やっぱり全女出身者は経験値が他とは違うわ。

このあとトルベジーノっぽくなっていったけど、
でもこれは、脇澤さん、受ける準備が早すぎ。
15分の休憩をはさんで、
第4試合 夏樹☆たいよう&○世IV虎(15分26秒/○○○○○○→体固め)紫雷イオ&●岩谷麻優




H君のイチオシ、世Ⅳ虎である。
私が何を聞いたわけでもないのに、駐車場で、ひとこと、
H:「世Ⅳ虎…、あれはいいヒールになるよ、うん」
…だからオマエ何様だよって。なんだその上から目線(笑)
私:「今から控え室行って、スターダムの選手全員並べて、ダメ出ししてくれば?」
H:「いやいやいや。うーん…」


ちなみに夏樹☆たいようも全女出身だったっけ。でも私は90年代はじめに東京にいて93年に松山に戻ったので、最晩年の全女はほとんど覚えていない。


紫雷イオもさすがにスターダムの新人たちよりは場数を踏んでいるので、ケブラーダをはじめとしていろいろ魅せてくれた。


上の2枚がフィニッシュホールド。
帰りのクルマの中で、
私:「あの技って、ベイダーがやってたよね」
H:「そうですね。やってました」
私:「なんていう名前だったっけ?」
H:「ベイダーハンマー?」
私:「いや、それは違う」
→正解は、リバース・スプラッシュ。
しかし、今日になって、H君が言う。
H:「フィニッシュの技の名前見ましたか?」
私:「見たよ」
H:「不覚にもちょっと笑ってしまいました」
→公式発表は、上からヨシコ。

左が、H君のイチオシ、世Ⅳ虎。
右が、夏樹☆たいようである。
第5試合 ○愛川ゆず季&宝城カイリ(23分29秒/ゆずポンキック・レッド→片エビ固め)高橋奈苗&●はるか悠梨



こういう細かい腕の取り合いとかの基本的な動作にまだまだ甘さがみえる。

でも首四の字なんかもやってみた。

私のイチオシ、はるか悠梨。
でも今日はフォールをとられることはほぼ決定している。
以下、「全女たましいー!情熱たましー!」な、高橋奈苗。




まず体の大きさから他の選手とは全然違う高橋奈苗。
パワー全開。


むろんパワーのみではなく、きっちり腕はとるし、蹴りのガードもする。

この体で抑えられたら返すのは辛そう。


でもフライングボディプレスは、ヒザで返されました。
がんばれ、はるか悠梨



鎌固めは久々に見た。
H:「Yさんだと、鎌固めは猪木の技なんでしょ?」
私:「いや、ムタでもいいよ」


はるかと宝城のパンチ合戦もちょっと長すぎ。
以下、今日の主役の愛川ゆず季。

ベイダーアタック。本日2度目のベイダー技。

疲れました。


そろそろかかと落としで決めます。

勝ったよ。
このあと、リングサイドに大勢いたカメラマンに向かって、横たわってグラビアポーズを決めてたら、

奈苗さんに蹴られたので、怒ってます。
H君は言った。
H:「いや、あそこで蹴りにいくっていうのが、やっぱり高橋はわかってますよねぇ」
私:「そうだね」
…我々は、すれたプロレスマニアである。
エンディング



一人ひとりの選手の技量についてはこれからの進歩に期待する。
なんかダメ出しばっかりしてたような気もするが、
実際のところ、いろんな意味でおもしろかった。
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