O16-（55-27）○

私が黒。

序盤はいつものように私が好調。上辺と右辺を割いて攻撃したい。

しかし下辺にぽつんとある白石がじゃっかんうっとうしい。

相変わらずO君は私の知っている定石通りに打ってくれない。右下は二間高掛かりだったが、三三に入るでもなく、かと言って飛ぶでもなく。左下のツケノビも、オサエる前に空き三角でつないでみたり。

右下の白は団子になった。白地らしい白地は左上と左下だけ。

黒地は左辺と、上辺全部と、下辺全部のはず。右辺はたいして地にならなくてもOK。中央は白地にならないように先に入りこんどいた。

明らかに負けていると判断したO君が左辺の黒地を減らしにきた。

減ったけど死ななかったので、いちおうよしとする。

終局図。

何かのはずみで右辺の黒を殺されるといけないと思って白一子を抱えたが、その直後、下辺の白に動き出され、下辺の左半分をもっていかれてしまった。

でも、ほぼ序盤からの構想通り打てて、勝ち。

通算4勝12敗。

機嫌よく、書類作成の続きに戻った。