何をやってもいい猪木と、角度が違う藤原
今日は、藤原喜明さんの67才の誕生日である。
というわけで、テレ朝チャンネルでは3時間特集を放送していた。
まず最初に流れたのは、
プロレス史における超基本事項である、この試合。
ニューイヤー・ダッシュ’86 1986年2月6日 両国国技館
アントニオ猪木 vs 藤原喜明
猪木の左が藤波なのはいいとして、
後ろにボーッと立っている若手。
その名は、蝶野正洋。
試合前でいい顔をしている藤原と、あいかわらず目つきが鋭い前田。
「(脚を極める)角度が違うっ」
疑惑の下腹部蹴り。でもたぶん急所には入っていない。
しかしそれを見て激しく抗議する前田。
一本足頭突きで反撃する藤原。
ちなみに、去年の天龍引退興行のときの一本足頭突きと比べると、
30年経っても、フォームが全く同じ。
そして、それをエルボーでカウンターする猪木。
最後はスリーパーでレフェリーストップ。
その直後に、リングに上がってきた前田が猪木にハイキック。
もめる新日正規軍とUWFの面々。
荒れる両国の客たちは、座布団を投げる。
そろそろ落ち着きたい猪木と、取り囲む木村と坂口。
自分より興奮している前田をなだめる藤原と、木戸と高田と山崎。
天龍引退興行の試合後インタビューでは、
「100歳までは無理だが、98歳か99歳までは現役で」
と言っていた。
ぜひがんばっていただきたい。
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初めまして。実は数日前にこの猪木VS藤原の試合を当時録画したVHSビデオで見ておりました。
猪木の藤原への顔面への攻撃はてっきり反則のパンチだと思ったのですが、エルボーだったんですね。
また、「下腹部への蹴り」は急所へは当たっていないそうですが、まだビデオで確認したいと思っています。
投稿: まっふ | 2016/05/14 08:38
初めまして。コメントありがとうございます。私ももう一度見なおしてみました。顔面への攻撃はやはりエルボーでしたが、下腹部は微妙ですね。
私には右脚の内ももにみえましたが、痛がり方が下腹部っぽくも見えないこともないです。
真実は藤原選手に訊いてみないことにはわかりませんが、あーだこーだ想像を巡らせてこそプロレスファン、という気もします。
投稿: SY | 2016/05/16 19:17