8日目後半 2回名前を呼ばれてうれしかった話
25日(土) 18:00~20:00
- 送別会
18時過ぎ。市内某ホテル。
定年退職のFさんのところに挨拶に行った。
イマイチ実感がないのではあるが、
どうやら本当に退職されるらしい。
去年のWさんに続き、Fさんもいなくなるとなると、
困ったときに助けてもらう人がいないので、大いに困る。
が、定年退職なので仕方がない。
???
その隣に、Y君が座っている。
私:「なんでこんなとこに座っとん?…えっ!もしかして辞めるん?」
Y:「辞めるんです。」
私:「またまた~、適当なこと言って~、辞めるとか意味わからんぞ」
Y:「…。」
などという会話は、実際にはしなかった。
彼が退職することは、私はかなり早い段階で彼自身から聞いていた。
困る。
仕事はもちろんだし、
一緒に食事に行った回数も、Kくんほどではないにせよ結構多いし、
カラオケのジェネレーションギャップで痛めつけられたことも数多い。
…。
そうですか本当に辞めますか。しかしそれも運命なのだろう。
19時過ぎ。
壇上には、宴会でよく見る2人組が立っていた。
Wさんをはじめとする退職者の皆さんのために、
私が一生懸命心をこめて尾崎紀世彦を歌ったその数分前、
彼ら2人はさほどうまくもない「贈る言葉」を歌っていた。
あれから1年。
彼らのようすが、なんかおかしい。
そうですか本当に辞めますか。で、辞めるのは悲しいですね。
私も悲しい。
が、Y君とのプログラミング部の活動は、本当に楽しかった。
ので、それでよい。
その十数分後。
聴衆の中に一人おかしいやつがいてイライラしたが、
なんとかそのイライラを押し殺しつつ、
壇上にはFさんがいた。
Y君とは5年だが、Fさんとは22年である。
私が死ぬほど悩んでいたコーディングやハードウェアトラブルを、
あっさり解決してもらったことは、数限りない。
その他にもコンピュータ方面で教わったり遊んでもらったことは、数え切れない。
碁も、直接、多くの回数打ってもらったわけではないが、なんやかんや教えてもらった。初段を取ろうという気になったのはFさんがいたからだと思う。
相変わらず、聴衆の一人が送別会の空気を読まずに騒々しい。
とか思っていたら、壇上のFさんが私に話しかけてきた。
宴会中に自席から大声をだすのは好きではないし、
しゃべるのはあまり得意ではないが、
一言だけお礼を言った。
送別会が終わった。
会場の外に出ると、
OくんとYくんが話していた。
私:「Oくんはさぁ、自宅から会社まで最近歩いて通勤してるんやぞ。Yくんも、自分で宣言したんやから、Oくんを見習って本当に歩いて通勤しろよ」
Y:「もちろんですよ。Oさん、体重何キロですか?」
O:「○○キロ」
Y:「えー、ボクも○○キロなんですよ。」
O:「よし、じゃあ、1年半で10キロやせよう。勝負しましょう!!」
私:「おまえら、こんなとこで何の勝負の約束しとんねん。」
今年も、送別会終了直後の会場外で、なぞの会話が繰り広げられた。
その後は、Oくんをクルマに乗せて、我々の家の近所のセブンイレブンまで行って、タバコを吸いつつ、立ち話。
彼らがいなくなることは残念ではあるが、
すべてを受け入れて、いろいろ処理していくよりほかない。
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