「ガンバッテー!ガンバッテェー!」 ビッグバン・ベイダー選手の死去
「機械の中の機械」スーパーストロングマシンが引退して、
新日本の最古参は、獣神サンダー・ライガーになった。
そして、今日は…
190センチ170キロの巨体で月面水爆も 死去“皇帝戦士”ベイダーさんが日本マット界に刻んだ歴史
うーん。
アントニオ猪木に勝って、両国国技館の観衆を暴動に追い込み、
藤波辰爾の腰を壊し、
藤波や長州力や橋本真也に勝ってIWGPヘビー級王座に就き、
高田延彦に勝ってプロレスリングヘビー級王座に就き、
田上明に勝って三冠ヘビー級王座に就いた、
ビッグバン・ベイダー選手が、
亡くなってしまった。
シングル戦だけではない。
すでにクラッシャー・バンバン・ビガロさんも亡くなっているが、
あの当時、ベイダー&ビガロ組は最強タッグチームの一つだった。
馳&佐々木や武藤&馳では、まして北尾光司では、全く勝てそうな気がしなかった。
新日本ワールドにはベイダーの試合は25試合登録されている。
いくつか挙げてみると、
- 1987年12月27日 両国国技館 藤波辰巳&木村健吾 vs マサ斎藤&長州力アントニオ猪木 vs 長州力アントニオ猪木 vs ビッグバン・ベイダー
- 1988年6月26日 名古屋レインボーホール IWGPヘビー級選手権試合 藤波辰巳 vs ビッグバン・ベイダー
- 1990年2月10日 東京ドーム 第9試合 IWGPヘビー級選手権試合 ビッグバン・ベイダー vs スタン・ハンセン
- 1990年5月24日 東京ベイNKホール マサ斎藤&橋本真也&北尾光司 vs ビッグバン・ベイダー&クラッシャー・バンバン・ビガロ&スティーブ・ウィリアムス
- 1990年9月30日 横浜アリーナ アントニオ猪木30周年メモリアル・フェスティバル アントニオ猪木&タイガー・ジェット・シン vs ビッグバン・ベイダー&アニマル浜口
- 1992年5月1日 千葉ポートアリーナ クラッシャー・バンバン・ビガロ ビッグバン・ベイダー vs 武藤敬司 馳浩
- 1992年6月26日 日本武道館 IWGPタッグ選手権試合 ビッグバン・ベイダー&クラッシャー・バンバン・ビガロ vs スタイナー・ブラザーズ
- 1996年1月4日 東京ドーム 第7試合 日刊スポーツ新聞社創立50周年記念特別試合 INOKI FINAL COUNT DOWN 5th アントニオ猪木 vs ビッグバン・ベイダー
赤字は、プロレス史を振り返る上で、特に重要な試合(興行)。
自身のベストバウトに1990年2月10日のスタン・ハンセンとのIWGP戦を挙げている。
(ウィキペディアより)
彼は間違いなく、平成初期の最強外国人レスラーの一人であった。
合掌。
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