最後から二番目の試合
先週の観戦3連戦で、計22試合を観た。
今日はその中から、
全日本プロレス西条大会の第3試合
△青木篤志&佐藤光留 11分28秒両者リングアウト ジェイク・リー&△岩本煌史
をとりあげる。
この何十年かで分裂を繰り返して、すっかり陣容は変わってしまったが、
しかし、和田京平がいれば、そこが全日本プロレス。
青木篤志は最近、通算4度目の世界ジュニアヘビー級王座を獲ったらしい。
世界ジュニアヘビー級王座というと、渕正信や近藤修司の印象が強いが、
青木もかなりの実力者なので、ベルト姿が似合っている。
ジェイク・リーが佐藤光留をサイドスープレックスで投げた。
ジェイク・リーが青木篤志をショルダースルー。
青木篤志と岩本煌史がバチバチやり合う。
そして場外でジェイク・リーと佐藤光留。
同じく場外で青木篤志と岩本煌史。
すっかり忘れていたが、新日本などとは違い、
全日本の場外カウントは20ではなく10までである。
そして、もうここ最近全く見たことがなかった、両者リングアウトという結末。
しかし、消化不良というよりは逆に新鮮な気持ちがした。
まあ、青木と光留が確かに強かったから、両リンだけどそれでいいや
と思い、特にそれ以上の感想をいだくことはなかった、6月1日金曜日の夕方6時前くらい。
そして、今日の午前中。ふとブラウザを視ていたら。
!!
全日本・青木篤志さん事故死にレスラー仲間もショック 鈴木みのる「まじか…」
1日の夕方に目の前で戦っているのを見た選手が、
3日の夜に亡くなった。
人は必ず死ぬが、いつ死ぬかはわからない。
そんなつもりはもちろんまったくなかったが、
彼の生涯での最後から二番目の試合を生で観ることができたのは、きっとよいことだったのだろう。
合掌。