17日(土)
森口博子さんのライブを観に行った。
2回公演の1回目。


天神から15分ほど歩いて、中洲のライブハウスGate’s7へ。
全席自由で、整理番号が133番というかなり大きい数字だったので、会場内に入っても座る席がない。
とりあえずまず、CDを買う列に並んだ。

今回買ったのは、LPジャケットサイズ4320円。
写真は左上から、歌詞カードとポストカード。エマ・シーンの服装の3つは、ジャケットとケースとステッカー。
今アマゾンで見たらえらい高い価格になっているが、今回のライブ用に確保していたとのことで、ここでは定価で買えた。
森口博子 GUNDAM SONG COVERS 特設サイト
その後、ドリンクを購入し、再び会場内を見回したが、やはり座れそうな場所はない。
やむを得ず、バーカウンターの端っこに背を当てて邪魔にならないように立ち見する覚悟を決めて、
開演までの間、しばらく立っていた。
すると、他の客2人が、スタッフの人とともに目の前で会話し始めた。
スタッフ:「あそことあそこのボックス席が1つずつ空いてるんですが…」
客:「離れてるのかぁ。それに、あそこ、スピーカーに近いですよね」
というわけであまり乗り気ではなさそう。
すると、スタッフが私に気がついて言った。
スタッフ:「お一人ならあそこに行かれますか?」
私:「はい」
おぉ、ここは。
確かに端っこではあるが、いちおう最前列。
なにより脚にダメージが有る私としては、座ってみられるのはありがたい。
そして開演。
彼女が登場した。
上手の端っこの席なので、バンドメンバーはバンマス以外は誰ひとり見えないし、
本人の姿はちゃんと見えるが、ほぼ真横からみている感じ。
1曲めは「鳥籠の少年」。
何の心配もいらない、安定の歌声。
しかし、歌声よりも目をひいたのは、衣装。
赤いドレスはとても華やかで似合っていた。
が、その後のMCで自分でも言っていたが、なかなかの太ももの見せっぷり。
年齢に関わらず、いくつになっても太ももを見せてもいいのは、
山本リンダさんと堀江美都子さんと森高千里さんだけだと思っていたが、
森口さんも大丈夫そうである。
その後も、
- 恋人になろう
- 夢がMORI MORI
- Ζ・刻をこえて
- 哀 戦士
- めぐりあい
- 水の星へ愛をこめて
- ETERNAL WIND〜ほほえみは光る風の中〜
- ホイッスル
(曲順は適当。ほかにもあったかも)
等々、よい歌声をきかせてもらった。
が、歌はもちろんよかったが、とりあえず彼女はしゃべりたい。
- 内容は忘れたが、いいとも風の「~かな?」という問いかけと客の手拍子の後に、中学の先輩のタモリさんの名を叫ぶ。
- メンバー紹介の時に、松田聖子さんのツアーにも参加しているメンバーがいるという話をしていると、急にそこに松田聖子さんが降臨して「あなたに逢いたくて」を歌う。
- 「もっとうまく好きと言えたなら」のカップリング(世代的にはB面といいたいところだが、すでにレコードではない)の「恋人になろう」を歌う前、「94年か95年か96年ころのカップリングで~」という大ざっぱな説明。そして、本人よりよく知ってる客に答えを確認。正解は95年。
- 「哀 戦士」を歌う前に井上大輔さんについて語っていて、「YouTubeにあがっているザ・ベストテンの映像を視てください」という話をしていると、急にそこに黒柳徹子さんが降臨して、井上大輔さんについて紹介する。
さらに、客にどこから来ましたかと尋ねると、
北海道だの東京だの神奈川だの、ずいぶん遠いところから来ている人たちがたくさんいて、
「ヒマでしょ?(笑)」とツッコむと、
「明日福岡で八神純子さんのライブもあるので、それも」と答えた客がいた。
私も一瞬それを考えて結局やめたのだが、やはりだいたい同じ世代の人達が多いのか、考えることが似てくるものだと思った。
そしてそれを聞いた森口さんは、その話の流れで、八神さんの「Mr.ブルー ~私の地球~」をアカペラでそこそこ長い間、歌った。
客とのやり取りの中で急に出てきた話であって、準備していたMCではないはずなのに、すぐにあれだけしっかり歌えるのはさすが。
というわけで、
ものまね紅白に出たら優勝できるんじゃないかと思ったり、
いろんなバラエティ番組に出れば大いに盛り上がるのではないかと思ったり、
あぁ、どっちもすでにやってたっけと思ったりしながら、
あっという間に18時過ぎ。
あぁ、楽しかった。
本人も言っていたが、たぶんしゃべり過ぎで若干押していた。
が、終演後、ハイタッチ会があるとのこと。

ざっと数えたところ、60人~70人くらいは列に並んでいる。
私はたまたま、列の先頭から5、6人という早い位置に並ぶことができた。
これは一つお礼を言っておこう。
私:「四国から来たかいがありました。ありがとうございました」
森口さん:「(驚きつつ、)気をつけて帰ってね」
そこでスタッフに剥がされたが、短いとはいえ会話になったのでよかった。
実際、新幹線がない四国から本州や九州は見た目より遠く感じるのだが、
今回のこの森口さんのライブは、にわかファンでもわざわざ行くに値する、
大変楽しく、かつしっかりした歌を聞かせてもらえるものだった。
最近のコメント