左半身がおかしい
実家に戻ってきて半年が経った。
何の刺激もなく何のストレスもなく、メニューを決める権利もないので、ただ太るのみである。
去年の一番痩せていたときと比べると9kgも太った。
月日が経つのはあっという間で、世間では2、3ヶ月前にはオリンピックだパラリンピックだと言っていたが、終わってしまえばもう誰も。
そのパラリンピックで開会式の旗手を務めた卓球の岩渕幸洋という選手がいる。
原稿を書く関係でこの選手について調べていて、私とまったく同じ障碍を持っていることを知った。
ユーチューブチャンネルで足首が自由に動かせない状況を実際に示したり、使っている装具を紹介したりしていた。
全く同じ状態なので応援していたが、残念ながら1勝2敗で1次リーグ敗退となっていた。
私の場合は、子供のころはこれを理由にさんざんいじめられ、10才ころに整形外科で手術もしたが、
実は生まれつきの脳梗塞なので外科的にどうなるものでもなかったということが判明したのは48才になってからだった
という話は以前書いた。
というわけで、左足も左手も普通の人と同じようには動かない人生である。
そしてここ数ヶ月、左肩や左腕が非常に痛い。
今年のはじめころは筋トレのし過ぎのせいかとも思ったが、宮崎にきてからはまったくやっていないのに痛い。
先日はとうとう、10センチか20センチくらい後ろへ回そうとしただけで激痛が走り、いわゆる前回しとか後ろ回しとかの運動が全くできなくなってしまった。
これは左半身麻痺によるものなのか。
調べてみた。
…
どうやら「肩関節周囲炎」らしい。わかりやすく言うと、五十肩である。
五十肩って。
あぁ、とっくに五十は過ぎてるのか。いまいち自覚がない。
あまりにも痛いので薬を飲んでみたら、飲み始めて4日目くらいから劇的に改善した。
が、注意書きにも書いてあるが、飲んでる期間は眠くなったりだるかったりということはある。
1週間ほど服用してとりあえず治ったが、右腕と全く同じ状態にまで戻ったわけでもない。
ときどき薬を飲みながらある程度の期間は我慢しなければならないのだろうが、
痛みのせいで朝目覚めるのはなかなかつらい。
あわせて、足がつって目覚めるということも増えてきた。
これは多分、毎日の歩く歩数が以前よりはるかに減少したことによるものだろう。
まあ、あそこが痛いここが痛いと言いながらも、生きてるだけで十分である。
最近のコメント