シン・ウルトラマンを観た(ネタバレなし)
昨日、イオン宮崎に観に行った。
私はふだんは映画は全くみない。
「シン・ゴジラ」も一連の「エヴァンゲリオン」も観ていない。
前回観た映画は、どうやら「仮面ライダー1号」(2016/4/3)のようだが、
年度初めで死にそうな時期に無理やり観に行っているので、感想を書いていない。
ウルトラマンは、オリジナルが放送された1966年は生まれていなかったが、
1969年生まれなので再放送でさんざん視た。
全話通しで10回以上は視ていて、
ザラブ星人回、メフィラス星人回、最終回、
初回視聴率42.8%のピグモン&レッドキング回、
などは、さらに何十回も視ている。
というような私が今回の映画を観ると、
あー、これはオリジナルでいうと、あそこのあれだ
という個所がたくさんあって、面白く観ることができた。
同世代には同じような人がきっとたくさんいるだろう。
もちろん映像は現代的なCGその他すばらしいものだったが、
BGMやSEにはオリジナルのものが多用されていて、それもまたよかった。
見ている途中で、とある電話がかかってきたのを視て、
(これはあれか。この後、あのひとがああなるのか)
と思ったら、次のシーンでその通りになった。
これも、オリジナルを知っている者は(あー、あれだね)と思うのだが、
そうではない世代の人達は、単なるおふざけと思ったりするのだろうか。
しかし、特撮の迫力にせよストーリーにせよ、オリジナルを知らなくても面白いと思えるくらいには面白かったのではないかと思う。
オリジナルではほぼ出てこない「日本国」とか「政府」とか「自衛隊」とか(自衛隊らしき組織はオリジナルにもうっすら出てくるが)が絡むと話が多少めんどくさくはなるが、まあ、ほどほどのところで止めていたということなのだろう。
初代マンだけではなく、ウルトラセブンや帰ってきたウルトラマンを思わせるようなシーンもあったような気もしなくもない。
メフィラス星人の人間態の山本耕史さんの演技が非常によかったが、雰囲気としては、
ウルトラマンマックスでメトロン星人の人間態を演じた寺田農さんの演技に近いものを感じた。
今回の「シン・ウルトラマン」は、
もう1回や2回くらいなら金払って観に行ってもいい
かなと思えたが、
数ヶ月前に酷評されていた「大怪獣のあとしまつ」はどれほどひどい映画だったのだろう。
いずれ視られる時もくるとは思うので、もし視たらその時は感想を書いてみようと思う。
以下の写真のフィギュアは、シン・ウルトラマンに登場するキャラクターではなく、
オリジナルのウルトラマンとゾフィーとゼットンです。
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